ニキビが治らない理由は、もしかしたら日々の生活習慣に原因があるかもしれません。睡眠・食事・スキンケアの3本柱で気を付けるべき生活習慣を紹介します!
厄介なニキビを治すため、ぜひ実践してみてください。
目次
ニキビを治して可愛くなりたい!
一度できると厄介なニキビ・・・。
特に思春期ニキビの場合は、たった一つ大きいニキビがあるだけで気持ちが沈みますよね。できるだけ早く治したいと誰もが思うものです。
「いろんな化粧品を試してみたり薬を使ってみたりしたけど、なかなか治りにくい!」
と悩んでいる方は、いま一度初心に戻って生活習慣を見直してみましょう!
もしかしたら、意外なところに落とし穴があるかもしれません。
毎日なんとなくやっていることも、実はダメージとなっている可能性があります。
そこで今回は、美肌作りの基礎!『ニキビを治すための生活習慣』を身に付けて可愛くなる方法をお教えします♪
今回は、
①睡眠
②食事
③スキンケア
の3つに分けて紹介します。
自分が今できているかどうか?をチェックしながら読んでみてくださいね。
ニキビを治すための生活習慣【睡眠】
肌のゴールデンタイムはしっかり睡眠を摂る
睡眠は、肌を綺麗に保つ上でも非常に大切な要素!
夜10時~翌2時は肌のゴールデンタイムとも呼ばれており、いわゆる肌の再生時間です。
日常的に夜更かしでこの時間も起きている人は、当然肌の再生も遅くなり、ニキビがなかなか治りにくい状態。
夜更かしを我慢して、しっかりと睡眠を摂りましょう!
仕事や勉強で早く寝るのが難しい場合でも、できるだけその日のうち(夜12時まで)に眠り、最低6時間は睡眠時間を確保するよう心がけてください。
良質な睡眠を手に入れるためには、
就寝2時間前には食事を控える
就寝前はテレビやスマホを見過ぎない
ということも気を付けてくださいね。
※参考サイト:Kracie『ニキビを改善する、睡眠リズムのひみつ』
まくらカバー・布団カバーを清潔に保つ
ニキビを治す・作らせないためには、肌の状態を綺麗な状態に保つことが第一です。
洗顔、保湿ケアをきちんとやっても、睡眠時のまくらカバーや布団カバーが汚れていてはNG!目に見えるような汚れはなくても、実は頭皮や顔の皮脂・汚れがついているんです。
つい忘れがちな所ですが、直接的に顔(特に頬や顎)が接する部分なので、まくらカバーや布団カバーも綺麗に保つ必要があります。
さすがに毎日洗うのが難しい場合は、清潔なタオルを日替わりでひくだけでも違います!
睡眠時はせっかくの肌の再生タイム!この時間をムダにしないためにも、顔周辺のものを清潔に保つよう意識しましょう。
ニキビを治すための生活習慣【食生活】
糖分・炭水化物を過度に摂り過ぎない
糖分・炭水化物を消化する際には、ビタミン類が消費されます。
肌に充分なビタミン類を摂取しているつもりでもあまり良くならない場合には、糖分や炭水化物を多く摂り過ぎているせいで消化に使われてしまっているのかもしれません・・・。
実際に、
低炭水化物の食事を3ヶ月続けたところ、高炭水化物の食事を続けた場合よりもニキビが減った
というデータが出ています。
ただ、やみくもに炭水化物を減らせば良いというワケではありません。極端に糖質・炭水化物を減らしてしまうと、体の不調に影響します。
家での食事の場合はそこまで心配する必要はありませんが、もしジャンクフードや外食が多い生活スタイルの場合は、少し意識してみましょう。
「間食を食べ過ぎてるなあ」「夕食後にもつい何か食べちゃう」という人は、お菓子や菓子パンを抑えて果物などを食べるようにすると良いでしょう。
規則正しいリズムで食事する
「良質なたんぱく質を摂る」「ビタミンCを摂取する」
・・・などなど、「ニキビを治すのに効果的と言われている食べ物」に関しては様々な見解があります。
しかし医学的には「これが確実に治る!」ということまでは証明されていません。
もちろん、健康的な身体を作るために必要なたんぱく質やビタミン類は、肌の調子を整える上でも大切です。
ただ、そればかり気になって偏った食事やリズムになってしまってはいけません!
一日三食、規則正しいリズムで食事することを意識しましょう。
朝時間が無くて朝食を抜いたり、ダイエットのためといって夕食を抜いたり、就寝前にお菓子を食べ過ぎてしまったり・・・
こういったことは体の不調、ひいては肌の不調も招いてしまいます。
できるだけ、毎日規則正しいリズムで食事するようにしましょう。
そうすることで、おのずと生活リズムも規則正しくなっていくので、十分な睡眠時間も確保できるようになりますよ。
ニキビを治すための生活習慣【スキンケア】
紫外線対策をしっかり行う
夏に向けては、特に紫外線対策が重要です。
紫外線を浴びすぎると、
①バリア機能が破壊
②角質が厚くなる
③毛穴が詰まる
④ニキビができやすくなる
という悪循環に陥ってしまいます。
長時間外出しない日でも、必ず日焼け止めを使いましょう!学校に行く場合も、通学中は紫外線を浴びてしまうので、できれば日焼け止めを!
肌が綺麗に見えるトーンアップ効果のある日焼け止めは、学校向けスクールメイクにも使えますよ♪
肌への負担が気になる人は、紫外線吸収剤を使用していないノンケミカルの日焼け止めがおすすめです。
日常生活レベルであれば、SPF30程度でもOKです。
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丁寧な洗顔・保湿ケアを徹底する
思春期ニキビの原因の多くは、皮脂の過剰分泌です。
そのため、もっとも重要なケアともいえるのが洗顔と保湿ケア!
余分な皮脂が溜まっていくと毛穴がつまり、だんだんとニキビになっていきます。
そうならないためにも、まずは丁寧な洗顔を行い肌を清潔に保ちましょう!
ただ、皮脂のべたつきが気になるからといって洗いすぎやゴシゴシ力を入れて洗うのはNG。
その後は、化粧水や乳液を使って保湿ケアを行います。
誤解している人も多いかもしれませんが、「皮脂でべたつく=肌が乾燥していない」というワケではありません!
実は、乾燥し過ぎても皮脂分泌が多くなってしまうんです。そうならないためにも、きちんと化粧水を使って潤いを補給してあげましょう。
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→正しい洗顔方法とニキビケアにおすすめの洗顔料を紹介しています
ニキビを治して可愛くなる方法(2)【正しい保湿ケア】 も読む!
→正しい保湿ケア方法とニキビケアにおすすめの化粧水を紹介しています
ニキビがひどい場合は皮膚科へ!
「色々試したけど一向に良くならない」と長期間悩んでいる場合は、一度皮膚科へ行ってみましょう。
「ただのニキビで皮膚科なんて」と感じたり、もしかすると親御さんに「必要ない」と言われたりするかもしれませんが、ニキビは皮膚の病気です。
ただ、病気といってもセルフケアで治る場合が多いので、皮膚科へ行くことに抵抗がある人が多いのでしょう。
ニキビができた原因が分からない場合や、段階がかなり悪化してしまった場合などは、セルフケアだけで治そうとせず皮膚科の先生に診てもらうのがベストです。
今のニキビの状態を診て処方せん(塗り薬や化粧水、場合によっては飲み薬など)を出してくれます。
大塚製薬『ニキビ!そのままにしていませんか?皮膚科でのニキビ治療』では皮膚科受診の流れが書いてあるので、心配な方はぜひ参考にしてくださいね。
生活習慣の見直しでニキビを治そう!
ニキビの原因は色々で、人によって対処法が異なるので難しい所です。
もしもこの生活習慣でできていない項目があったら、今日から見直してみましょう!
薬や基礎化粧品で治すのも良いですが、日々の生活習慣で治ればこれに越したことはありません。
「こんな小さなことで・・・」と面倒くさがらず、コツコツと続けていくのも美肌作りの基礎です。
ぜひ実践してみてくださいね!